今回はわたしが中学生のころにハマった本をご紹介します。
まだまだ暑い日が続きますが、暦の上では秋に突入。
スポーツの秋がやってきたということで、テーマは “青春スポーツ” です。
ぜひ青春真っただ中のいま、ぜひ中高生の皆さんに読んでみてほしいです。

『一瞬の風になれ』
著:佐藤多佳子
講談社文庫
2人の高校生が0.数秒の世界に挑む、疾走感あふれる青春小説
アツい新二とクールな連という、タイプの違う男子高校生2人がバチバチに高めあいながら
スプリント(短距離走)の世界で上を目指していく姿に読んでいてワクワクが止まりません。
本書はイチニツイテ・ヨウイ・ドンの3巻まであるのですが、
終盤が近づくにつれて「読み終えてしまうのがもったいない!」と思うほど
夢中になって読んでいました。
表紙は素朴な印象ですが、中身はとってもアツい青春がつまった作品です。
個人的におすすめな点は
とにかく2人がカッコいい!!笑
当時、憧れの先輩を応援する気持ちで読んでいました
続いて紹介するのはこちら。
上記と同じく、高校3年間を描いた3部作で
シックスティーンからセブンティーン、エイティーンまであります。

『武士道シックスティーン』
著:誉田哲也
文藝春秋
女子高生×部活×武士道の青春エンターテインメント!
勝ちにストイックな少女・香織とマイペースに剣道を楽しむ早苗が
それぞれに迷い、刺激を受けながら、
自分の“武士道”に向き合っていく友情と自己成長の物語。
『一瞬の風になれ』とは対照的に
いい意味で女子高生らしさが感じられる本で、
繊細でひたむきな彼女らの心情の成長にも注目して読んでほしいです。
香織は、現代社会にはなかなかにはいないであろうコテコテの剣道少女。
読んでいくうちに独特なコミカルさもクセになってきます!
以上、中高生におすすめの青春小説2冊をご紹介させていただきました。
気になった方はぜひ手に取ってみてください!
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